古い写真やビデオのデジタル化サービスの新規事業アイディア

実家にあるビデオテープ、写真アルバム、そういったものは大切な思い出であり、残していきたいものだが、デジタル化していない人が多いだろう。

写真やビデオは形あるものの良さがあるが、デジタル化されていれば保存・閲覧が容易になるというメリットがある。

そういった古い写真やビデオをデジタル化したいニーズに応え、写真のスキャンやビデオテープのデジタル録画を行ってくれる会社がある。

 

legacybox
https://legacybox.com/

設立:2009年
従業員数:101-250
資金調達:12,000ドル
月間サイト訪問者数:27万人

サービス・商品概要

 

ビデオテープや写真アルバムを専用の箱に入れて、会社に送ればデジタル化して返してくれるというものだ。

 

 

デジタル化にあたっては、1.SDカードのような記憶媒体、2.ダウンロード、3.DVD の3つから選ぶことができる。

価格はどの手法を選んでも一緒、2点で59ドル、10点で279ドル、20点で549ドル、40点で1099ドル。わかりやすいパッケージ価格が特徴の一つだろう。

 

10点セットなどを注文をすると、専用ボックス、宅配用ラベル、商品貼り付け用のバーコードラベルなどが送られてくる。

それに入れて送り返せば、あとは希望のデジタル化されたものを受け取るだけだ。

 

ビジネス分析

ニーズがあるか

デジタル化されていないアルバムやビデオテープは大量に存在しているはず。

親が老人ホームに入ったり、亡くなったり、実家を処分したりするときに、アルバムやビデオを持って帰るのもスペースがないし、保存も効かないので、デジタルになれた息子・娘世代はデジタル化したいというニーズが出てくるだろう。思い出の写真やビデオを残しておきたい、しかし自分でデジタル化するのは手間、というのがある。

そこで、ほどほどの価格で、写真やビデオなどの思い出がずっと残しておけるというサービスの価値がある。

日本でも類似のサービスは2010年頃からスタートしている様子。

 

市場が伸びるか

日本は高齢化社会であり、老人ホーム入居、相続や実家の引き払いといった事象はどんどん増加していく。

よって、ニーズの数としてはどんどん顕在化していくため、市場は成長していくのではないだろうか。「モノからコト」へといった消費・価値観の変化もそれを後押しするだろう。

 

収益性があるか

売上については、10点入れられるボックスが約30,000円なので、月に100人に売れれば月商300万円、月に10,000人に売れれば月商3億円だ。

legacyboxは推定で20億円以上の売上があるようなので、(https://www.shopify.com/blog/legacy-box-bootstrapping)月間で1万人前後の販売数に到達しているのではないだろうか。

主な原価はほぼ人件費だろう。デジタル化にかかるコストだ。DVDや記録媒体などの価格は安い。

設備投資はスキャンやデジタル化にかかる機器だが、そんなに高額ではないだろう。

集客面は、指名検索でのキーワード流入が多く、PRやセールサイトをうまく活用しているのではないだろうか。

以上を勘案すると、初期投資が少なく、粗利や単価もそこそこ高いため、収益性はあると考えられる。

 

立ち上げ方と課題

  1. デジタル化のためのかんたんな機器を買う
  2. 自分の写真やビデオなど、1人でデジタル化の練習をする
  3. 周囲の人にお試しで試してもらいながら、価格やサービス内容を考える
  4. シンプルなWEBサイトを作ってアドワーズ等で宣伝

課題としてはすでに類似のサービスはあり、価格勝負にならない工夫、低コスト運営の工夫などが必要だろう。

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