中小零細企業の経営者向けコーチングの新規事業アイディア

中小零細起業の経営者、オーナーは、日々さまざまな課題に直面している。そして、中小企業経営向けの個人のコンサルタントはいるものの、どの人に依頼したらいいか、目安や尺度もないため選びずらい。コンサルタント側は自分の商品価値が落ちるため、営業がしずらい。

海外では、それらの個人コンサルタントを組織化して仕組み化して提供することで、経営者が自分に最適なアドバイザーを見つけて依頼ができる組織がある。

 

Cultivate Advisors

cultivateadvisors.com

設立:2012年
従業員数:11-50人
資金調達:なし

サービス概要

まず特徴として、クライアント企業のタイプ・段階を、わかりやすく5つに分けている。それぞれの段階で課題やゴールが異なり、また同じような課題・ゴールとなることから、グループ分けすることでクライアント・コンサルタントも共通認識がしやすく、コンサルタント側もパッケージ化したサービスが提供できる。

ハスラー:年商0~2000万円まで、1人起業家、設立2-5年

エクスペリメンター:年商2000万円~5000万円まで、従業員~2人、設立2-5年

ビジョナリー:年商5000万円~1億円、従業員5~20人、設立5-10年

システマイザー:年商1億~5億円、従業員20~50人、設立7-15年

インフルエンサー:年商5億~10億円、従業員40人以上、設立7年以上

 

そして、全てのコンサルタント(同社内ではアドバイザーと呼ばれている)は、自分もビジネスを運営する起業家・経営者であることも大きな特徴だ。自らもビジネス運営経験があることで、クライアントと共感し、問題を共有することができ、解決方法をよく知っている。また同時に、コンサルタントは数百時間及ぶコンサルタントとしてのトレーニングを受けて、品質を保証されている。

おおよその価格は月額1600ドル、毎月5~10時間を会議とその後の作業に費やしてもらえる。契約期間は6ヶ月以上。

クライアントは、コンサルタントと1対1のミーティングでアドバイスを受けることができるのに加えて、オンラインセミナーやワークショップへの参加、各種学習ツールやEラーニングといったWEBコンテンツにアクセスすることができる。こういった機能を運営元として提供することで、効率化をしつつ満足度を上げることが可能になる。コンサルタントが全てを担当する形だと、どうしても属人的で足らない部分も出るし、労働集約になる。

 

2019年度は、18000時間以上をトータルでクライアントに提供し、平均で65%売上げアップ、108%純利益アップの結果となっている。

 

ビジネス分析

ニーズ

中小零細企業は日本においても多数あり、売上・利益を上げたいという経営者のニーズは当然ながらある。

中小向けのコンサルタントの市場も存在している。

そして、よりシステマチックに、体系化された形でのコンサルティングサービス、本部からのデジタル面でのツールやワークショップの提供といった、属人的でないコンサルティング会社を望むニーズも一定数あるだろう。

市場が伸びるか

日本においては少子高齢化という大きな問題があり、中小企業数は全体としては減少している。

開業率も5%前後、アメリカの10%前後と比べると低い数字だ。

ただし、デジタル化の時代であり、ユーチューバーやインフルエンサーに代表するように、個人事業主や零細企業でも新しい形で収益を上げられる時代になってきている。

既存の企業の雇用が減り、開業や個人事業を余儀なくされる人も増えるだろう。

これらを考えれば、市場の余地は日本においてもあるはずだ。

収益性

仮に1人が1社に対して提供する金額が月額15万円とすると、月間100社で月商1500万円、月間1000社で月商1億5000万円。

粗利はコンサルタントへの支払いを除いた額だが、単なる仲介というよりはツールやワークショップ含めて本部の提供価値が高いので、粗利率35%としてみると、月間100社で525万円、月間1000社で5250万円。

コンサルタント側は、月間5~10時間を請け負い、同社への手数料を除いた後の手元には97,500円が入るとすると、時給換算で9,750円~19,500円。仕組み化されており、余計な時間や手間が発生しないとなれば、そこそこ良い仕事だろう。

販管費としては、顧客獲得のための広告宣伝・営業費用と、マッチングやサポートのための人件費だ。やはりここにどれだけ手間がかかるかが課題と思われる。

立ち上げ方と課題

1.コンサルタントを何人か集める

2.内容をパッケージ化し、ある程度統一感を持たせる。本部のツール・フォローの仕組みも作る。

3.営業や宣伝してみる

クライアントに受けるパッケージ化がうまくできるか、それによってスムーズな顧客獲得とマッチング・運営ができるかどうかが課題。

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