ビデオグラファーネットワークの新規事業アイディア

近年、テレビのニュース番組でも個人が撮影した動画が利用されるケースが出てきている。何らかの事件や出来事があった際に、タイミングを逃さずビデオを撮影できるのは、そうした個人だからだ。そのような動画撮影のニーズに応え、ビデオの撮影者、ビデオグラファーを組織化しているビジネスがある。

Stringr

https://home.stringr.com/
設立:2013年
従業員数:11-50
累計資金調達額:シリーズAまで、10百万ドル

10万人のビデオグラファーが登録されており、撮影・登録されたビデオを購入することができる。写真は扱っておらず、動画のみに特化しているのが特徴だ。

 

また、登録されているビデオグラファーに、「この場所でこういうビデオを撮影してほしい」といったリクエストを出すこともできる。

顧客はおもにTV局などのメディア、制作会社、ブランド、広告主などであり、ビデオは購入前にプレビューできる。

登録されているのはプロもアマチュアも両方おり、撮影によってお金を稼げることがメリット。

自分でアップロードしたビデオが売れた場合、1件につき40ドル程度を得ることができる。

ビデオが購入されると、翌営業日にすぐ支払いを受けられる。

 

ビジネス分析

 

ニーズ

何かのビデオを撮影したい場合に、各地に移動・出張して撮影するよりも、現地にいる個人に依頼をしたほうがコスト的に安く済むだろう。

また、到着までに時間がかかってタイミングを逃すことがないし、複数のビデオから良いものを選ぶこともできる。

よってビジネス的なメリットは大きく、ニーズはある。

これまでは個人が撮影したビデオの品質の問題、ネットワーク回線の問題等があったが、技術の進歩によって個人でも高品質なビデオを撮影し、回線を通して簡単にアップロードできるようになったことも世の中の変化として大きいだろう。

市場

主なターゲットがメディア企業であり、市場規模は限定される。

その先に、ブランドや広告主の依頼がどこまであるのかは不明なところ。

収益性

売上については、1件あたりの価格を10,000円とすると、月間100件の販売で月商100万円、月間1,000件の販売で月商1,000万円。

10万人のビデオグラファーがいるとのことだが、仮に平均で毎月3件売れる人が5%ほど存在するとしたら、1.5万件の取引になる。その場合、月商1.5億円。

粗利については、およそ6割ぐらいか。

販管費はネットワークの維持にかかるシステム費と人件費。どんどん顧客を新規開拓するというよりも、継続して使ってもらえるイメージがあり、ビデオグラファーの開拓も「こんな方法でお金が稼げた」という口コミやレビュー記事等で増加していくイメージがあるので、コストはそれほどかからないか。

立ち上げ方法

  1. ビデオグラファーを何人か確保
  2. メディアへ売り込み、テストマーケティング
  3. WEBサイトとアプリ開発

ニッチなターゲット市場ではあるものの、だからこそベンチャービジネス・スタートアップ向きだとも言える。

 

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