ゲームコーチングの新規事業アイディア

ゲームは次々と新しいものが登場し、オンライン上で対戦プレイや協力プレイが行われており、eスポーツと呼ばれる競技・プロも存在する。
初心者にとってそういったゲームをもっと上達したい、勝ちたい、プロになりたいというニーズがある。
そんなニーズを解決するのが、ゲームのコーチングサービスだ。

Gamer sensei
https://www.gamersensei.com/

設立:2016年
従業員数:10~50人
資金調達:シリーズA 累計6.3百万ドル
月間サイト訪問数:14万

フォートナイト、ゲームオブレジェンドなど有名タイトルから選び、そのゲームをマンツーマンで教えてくれるコーチを探して依頼できる。

コーチの時給は18ドル、102ドルなど様々だ。各コーチは大会での受賞歴、プロやアマチュアのチームの指導歴、そのチームの獲得賞金、勝率などをアピールしている。

2時間パック、5時間パックなど数時間まとめた分を購入すると割引になる。コーチ側も、「一定の要素を教えるために2時間パックをおすすめします」などとプロフィールには掲載している。

コーチを選び、レッスンを予約して、スカイプの情報を渡す。時間になったらレッスンに参加し、1対1で画面共有などをしたり、リプレイ分析などをしたりして指導してもらう。

品質を保証するためにコーチの登録は審査があり、顧客がレッスンに満足できない場合は返金対応もしている。

日本での立ち上げのためのビジネス分析

ニーズ

ゲームにかけるプレイヤーの情熱はすごいものがある。日本でもソーシャルゲームにおける多額の課金が表すように、熱中しているプレイヤーにとってはお金を払ってでも上達したい、勝ちたいという気持ちはあるだろう。

しかしeSportsというジャンルは、海外に比べて日本はこれからの段階。高額の賞金もないため、コーチに多額のお金を払ってでも教えてもらいたいというニーズまでは至っていないように思われる。日本でも類似のサービスはあるようだが、コーチの時給、単価が低い。

ユーチューブでのゲーム動画、ストリーミングのゲーム動画、ウェブサイトでのゲーム攻略サイトのビジネスのほうが、現状では好調だ。

また、海外ではコーチングが身近なので、色々な場面で、コーチをつけて相談したり教えてもらったりするが、日本ではどうだろうか。ストアカなどでは個人が先生として色々なことを教える基盤が広がりつつあるため、受け入れられる可能性はある。

市場

ゲームの市場は、オンラインを中心にハードウェアや回線の進歩もあり、広がる一方だ。今後、VR・ARなどの技術が進歩すれば、さらに上質な体験ができるようになり、広がっていくと思われる。

それに伴い、eSportsの市場も増加し、コーチングのニーズも増加していく可能性はある。

ユーチューブやストリーミング動画などさまざまな方法を合わせれば、ゲームの指導は1000億円以上の市場があるとも言われている。(出典:boomberg.com

収益性

売上については、コーチの時給平均が2000円、仮に3時間パックで6,000円とすると、月間100件の依頼で60万円、月間10000件の依頼で6000万円。

GamerCoachというサイトでは、コロナウィルスにおける外出制限の影響で2020年の2月は650時間、3月は1000時間に成長したという。(出典:boomberg.com)1000時間で時給2,000円であれば月商は200万円。

原価については、コーチへの支払い80%(出典:https://xconomy.com/)というニュースもあり、かなり高い。そうなると粗利は20%、6000円の単価に対しては1,200円という金額になり、粗利の絶対額が低い。ただ、上達のためのリピーターも存在するだろうし、顧客の生涯価値としては高いのかもしれない。スカイプ英会話と似ているが、必要性が薄いのと、何度も通わなければ上達しないというわけではなさそうなリピート要素が薄そうな点が課題。

集客はウェブ、サイト訪問者数は半分が検索。
「リーグオブレジェント コーチング」といったキーワードで流入してきている。
初期の設備投資はなく、WEBサイトのマッチングもシンプルなシステムでいいはず。運営にかかる人員も少なくて済む。
うまくいった場合は、月間売上6000万円、粗利1200万円、利益300万円、なども可能かもしれない。

立ち上げ方と課題

  1. ゲームのコーチをしたい人を、indeedやジモティーなどで募集する
  2. ゲームのコーチを受けて体験する
  3. 周囲の人にお試しで試してもらいながら、コーチを集めるときの審査項目、コーチをする際の品質について考える。
  4. シンプルなウェブサイトを作り、アドワーズ等で宣伝
初回の粗利金額が低いため、どれだけ初回獲得コストを下げ、リピートさせられるかがキーポイント。そうでなければ、PR等でブームにならない限り赤字先行で利益が出ない。ただ、個人ビジネスとして自分で先生をするならば粗利は高くなる。

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